NY市場と日本市場の大幅な上昇にちょっと安心感を覚えて再び強気になりつつある短期志向性の強い自称長期投資家でございます。
本日は香港市場は休場でしたが、こちらも明日は素直に上昇するとよいです。
アメリカCNBCの記事に、モルガンスタンレーのエクイティーストラテジストというとても年収の高そうな賢い人が先日の株式市場のちょっとした急落をどう考えているのか、現在の株式相場感のインタビュー記事が載っていましたので、あまり役に立たず結局何を言っているのかよくわからないミスターマーケットの相場感として紹介したいと思います。
要約すると以下のようになります。
- 株式市場は弱気相場の最中にいてしばらく調整が続くかもしれないよ
- 今回の急落は、流動性の枯渇と成長がピークにあることから引き起こされたのよ
- あと10%くらい調整したら良い買い場ざますよ
ストラテジストによると、現在は流動性の枯渇(FRBの資産縮小とEUの量的緩和の縮小を指しているようです)と成長がピークをつけていることによりグローバルなリスク資産全体において弱気相場が到来しているということです。年末にかけてこの流動性の問題はよりさらなる悪影響を及ぼすと予想しています。
先週の株式市場の大幅な下落の原因となった金利の上昇は、小型株、成長株、テクノロジー株、一般消費財株にとっては弱気相場への「相場の転換点」となるとしています。
金利の上昇の主因は、FRBによるバランスシートの縮小とEU中央銀行が量的緩和を縮小していることと判断しています。
いっぽうで、弱気相場が訪れているとしながらも、現在は、「ラストフェーズ」であるとも言っています。
今後想定される株価の調整幅は、特に成長株や小型株は10~15%程度の調整で、S&P500だと2500~2600までの下落はあり得るとします。
現在のS&P500種は、2800ほどですので、これも10%ほどの下落幅となりますね。
この段階で買いを始めるのがよいスタート地点になるのではないかとしています。
株式投資を始めたころからしょっちゅう発生していた日本株の突然の大幅下落、チャイナショックによる中国株の大幅下落、ブレグジット、今年2月の大幅下落と自分の中ではかなりビビった下落の経験も蓄積されてきたので、心持ちいちいちの株価の変動に対しての鈍感度がほんの少しは高まってきたような気がします。
インカムメインで投資している銘柄が多いという理由もあります。
相場の状況にかかわらず、淡々とお給料が入ったら、配当金が溜まったら定期的に株を買って積み重ねていこうと思います。
自分にもし毎月20万円くらいの入金力があるとより株価の下落への精神耐性が高まるような気がします。
しかし、もはや恒例行事ですがIBMとBTIの下がりっぷりにはあっぱれです。
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