【DIS】ディズニーの株価が過去最高値を記録 「ディズニー・プラス」を発表

4月12日に、持ち株のウォルト・ディズニーの株価が高騰し、終値が130.04ドルとなりヒストリカルレコードハイを記録しました。

1日だけで11.5%の株価の上昇です。ディズニーはここ数年ずっと株価がヨコヨコしてさえない展開が続いていたので久しぶりの好ニュースです。

僕はちょうど少し前にウォルト・ディズニーの株式を買い増ししていましたので、狙い通り自分の投資センスが光るタイミングでの投資となりました(棒読み)。

なお、同じく少し前に投資したNTTドコモはひたすら下落しております泣。

低配当銘柄の方がパフォーマンスが良いですね。

ディズニーの株価が急騰した理由は、ディズニーが「ディズニー・プラス」という新しいストリーミングサービスを発表したためです。

最近でもないですが業界的に流行りですね。サブスクリプションモデルというか、一定額を支払ってディズニーコンテンツを見放題というサービスです。

ネットフリックスとか、アマゾンプレミアムの動画見放題と同じようなサービスです。

動画配信サービス業界というのは、レッドオーシャンですね。アップルも内容は不詳ですがアップルTVなるものを実施しますし、ワーナー・ブラザーズを買収したAT&Tも同じようにコンテンツのサブスクリプションサービスを実施するのでしょう。

ディズニー・プラスは、1か月6.99ドルの値段で、米国で11月12日にサービス開始予定となっています。ウォール街のアナリストの予想より安い価格のようです。

過去のディズニーコンテンツ、ピクサー、マーベル、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィック、最近買収した21世紀フォックスのコンテンツも当然配信予定で、7,500のテレビエピソードと500の映画が含まれるとのこと。

これら過去の遺産に加えて、ディズニー・プラス専用のオリジナル動画も作成するようです。

ディズニーの発表によると、2024年までに、ディズニー・プラスへの加入者は、全世界で6000万人から9000万人を想定し(アメリカ国内では2500万人ほど)、それによる売上高の大幅な伸長が期待されます。株価の高騰はこの期待を反映したものと思われます。

同じく動画コンテンツを提供しているライバルのNetflixは、現在は世界で1億4千万人ほどの加入者がおり、これを2024年までに世界で2億人まで伸ばす想定となっています。

まずはディズニー・プラスへの先行投資がかさみ、実際に利益が出るのはまだ先の話ということなので、現在は完全に将来への期待で株価が上昇している状況です。売り時でしょうか。

僕はディズニーの株主ですが、もし日本で同様のサービスが始まってもディズニー・プラスに加入したいとは露ほども思いません。

家族が加入したいと言ったら全力で止めます。

いったい誰が加入するだろう。元々ディズニー好きな人はすでにディズニーの映画のDVDなんてみんな持っているだろうし、オリジナルコンテンツもどうせ公開される映画のクオリティには及ばない微妙なやつばかりになるのではないであろうか。

ディズニー関連コンテンツしか見れないなんてすぐに飽きるしつまらないし、内容の多様性に欠けるのですぐに飽きてしまうように思います。

ユニバーサルとかワーナーブラザーズ配給の映画もないと物足らないです。

値段が6.99ドルとネットフリックスやスカパーに比べれば全然安い(そしてそれが市場から好感されている)ですが、それでもまだ今度値上げするアマゾンプライムのが安いです。

入るならやっぱスカパーでしょう。

映画は、自分でツタヤとかゲオに行って自分で選んで見たいなあ。古い人間だなあ。

ただ僕は、日本のテレビ業界には早く衰退して欲しいと思っているので、テレビ以外の優れた動画コンテンツがたくさん登場してそちらが主流になるのは良い流れだと思います。

テレビ局を排除した動画作りをお願いいたします。