本日の日経平均株価は1010円下落し、前日比5%の暴落という燦々たる状況でありました。
2017年9月15日以来となる2万円を割り込みました。
アメリカの株式市場でダウ工業株平均が650ドル下落したので、これを受けて日経平均も下落となりました。
ずいぶん下がったように思いますが、まだ1年ちょっと前の水準に戻っただけなんですね。なのに含み損がなぜか増えている不思議。
今年の10月2日につけた高値から、これで20%の下落を記録したことになります。
20%下落すると弱気相場入りと見做されるみたいなので、これで日経平均は弱気相場入りです。
僕は今回の日経平均の暴落は、2019年の消費税増税を防止するために心優しい誰かが共謀して演出してくれたいるものと信じています。
さて、日経平均は下落が続いていますが、本日12月25日のクリスマスは12月の権利付最終日でした。
12月権利日の高配当株といえば、配当利回りを5%を超えるJTとキヤノンが筆頭です。
本日の最終権利日にこの2銘柄がどうなったかを確認してみます。
暴落相場においても高配当株は権利日前に上昇するのかという命題に対する貴重なデータになるでしょう。
- JT:前日比マイナス94.5円(-3.52%)となる2587円
- キヤノン:前日比マイナス62円(-2.05%)となる2956円
無事に2銘柄とも年初来安値となりました。本当にありがとうございました。
本当に配当権利日だったのでしょうか今日は。特にJTの下落率がひどすぎます。
JTが1年後に2500円台になっているとか、1年前の同じ日に言ったら一体何人の人が信じてくれたでしょうか。
1年前は3%台後半の配当利回りで、これでも十分高配当株と見做されていました。
現在のJTの配当利回りは5.8%、キヤノンは5.4%にまで上昇しています。
株価下落しすぎ配当利回り上がりすぎやろ。
日本が誇る高配当株の配当金の権利を得ることができる最終日なのに、この下落率です。
これで権利落ち日の26日にまた2%とか3%とか下がったら、やるせないです。
僕はこの2銘柄は売りませんでしたので、これで配当金の権利を無事得ることができました。含み損を胸に抱えて配当金の入金日を楽しみに待ちたいと思います。
JTとキヤノンの1年チャートを見てみます。まずはJTです。
(出典:SBI証券HP。以下同じ)
2800円から3200円のレンジ相場の様相でしたが、12月の暴落でレンジを下に抜けてしまいました。
続いてキヤノンのチャートです。
キヤノンもひたすら下落が続いています。
いい加減もう底に近いよねと思っていますが、そう思っていちいち株価をチェックしてしまううちはそうではないんでしょうね。
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