アイカツおじさんにレアカードをもらうの巻〜大きなお友達よありがとう

幼児向けの雑誌に、「アイカツ」のアーケードゲームで使用するカードがおまけとして付いており、子供がアイカツのアーケードゲームをしたいと強く言うため、ゲームセンターに行きました。

「アイカツ」とは、アイドルを目指して女の子がおしゃれして歌うアニメです。

ゲーセンに着いて早速アイカツのゲームを探して、ゲームスタートしようとすると、同じゲームマシンが複数台あり、1人の大きなお友達がとても集中してアイカツのゲームをしていました。

幼児から小学校低中学年向けと思われる内容のアニメのアーケードゲームに、40代のさえないひょろっとした色白なおじさんが座っているのは、異質感のある光景ではありました。

その大きなお友達の隣でゲームをしようとすると、なんとかカードを作れだの通信対戦はするのかなど、実際のゲーム本編にたどり着く前の設定が煩わしいことこの上なく、何をどうしてどのモードでプレイしたら良いのかよく分からないため、子供と、「よく分からないね〜」と話していました。

すると、隣のおじさんが突然声をかけてくれ、モードの解説や始め方を教えてくれた上、キャラクターのステータスをアップさせるカードを9枚もプレゼントでくれました。

後から見ると、それなりのレアカードのようでした。

大事なコレクションであるカードをくれるのはさすがに恐縮だったので一旦断ったのですが、そのままくれたので、遠慮なくいただきゲームをしました。

アイカツおじさんは、すべてにおいてプロでした。

ゲームをすると最後にアイカツのキャラクターの衣装カードがもらえるのですが、大量のカードをカードブックにして整理してしまっており、ゲームで必要になるとカードブックから手際よく素早く出す仕草はキレッキレでした。

また、アイカツおじさんは僕らがゲームをしている時はずっと何回もゲームをしていたのですが、本来のユーザー層である子供に遠慮してか、1回プレイが終わるごとにたとえ後ろに人が並んでいなくても一旦ゲーム機から離れて距離を置き、3分くらいたったらまた再度戻ってゲームをするという流れで、マナーもバッチリでした。

僕はイケイケドンドンのウェーイ系の人よりも気弱で真面目な優男のほうに好感を持つタイプなので、同じクラスだったら友達になれたかもしれないアイカツおじさんにとても好感がわきました。

アイカツが本当に好きなんでしょうね。そこまで好きになれる対象があって、羨ましいです。

ヘビーユーザーの常連さんと思われるので、再度同じ場所で再会したらこちらから話しかけようと思います。

しかしカードゲームというは射幸心を煽りますね。カード欲しさに子供が何回も何回も繰り返しゲームをしたいと言い、カードゲームと云うビジネスモデルは崩壊することはないと思います。