金融機関の再雇用の営業担当おじさんと某アメリカ企業の悪口で盛り上がる

マイホーム購入のためにローンを組む金融機関と書面のやり取りを対面でしていた時の話です。

いろいろな金融機関を見てみましたが、どうも住宅ローンの営業担当の人って、業界問わず60歳過ぎて一回退職して再雇用された人が多い職種な気がする。楽しそうだし、自分も働く気があったら将来考えてみよう。

提出する書面に会社名とか年収とか所属部署とか書く欄があって、自分の属性にとある金融機関の60過ぎのおじさんのアンテナに引っかかりました。

彼は昔は同じ業界で同じような職種で仕事をしていたとのことで、大変親近感がわくと弁舌さわやかに昔話をしてくれました。

住宅ローンの営業担当者への転身なんて全く畑違いなのに案外なんとかなるものなんですね。

曰く、営業担当者やフロントは誰も契約書を読まない、そもそも契約書なんか結べずにライセンス案件が進むことなんか日常茶飯事などなど。それ全く今の時代も共通ですよ契約書なんて本当に法務担当者以外誰も読まないし興味ないですし契約書をつくる仕事って本当に誰にも感謝されないし世の中のためにもなっていないしいったい何のために存在している仕事なのかと美味しいトロピカルマンゴーパイナップルジュースが飲めそうでした。

過去は新しく、未来は懐かしい。

その中で、とある業界的にとても評判の悪いアメリカ企業の話となりました。

その企業は、いわゆるB to Cのレベルではとても清廉なイメージで消費者を大事にしているように思われている外資系の企業ですが、B to Bのレベルだと、会社の規模や持っているコンテンツの力を背景に植民地政策を取引先の企業に強いている会社です。

アップルやグーグルやアマゾンよりも、公正取引委員会は早くこの企業の横暴をなんとかしてくれと常々思っている企業です。

このおじさんも、昔はこの企業との契約交渉にはとても骨が折れたようで、絶対に条件は変えてくれないし、無理ばかり言うしで、絶対に取引したくないと思ったとのこと。年々契約書のひな形を自己に有利に変えているので、今はもっとひどい内容になっていますよと教えてあげました。

この企業は昔から変わりませんね、本当にヤクザ以外の何者でもありませんよあっはっはと憂さ晴らしに盛大に2人でディスっておきました。

それにしても、本当にひどい条件を提示されているのに、それでもみんなこの企業と取引するんだから、本当に世の中は分からないものです。

株主になるならやっぱりこういう企業の株主になりたいものです。