健康に気をつかった食事や運動を習慣化すると、一般的には長生きできるように思われています。
しかし、現実では健康管理した食事をしたり規則正しい生活を送っている人が病魔に冒されたり、逆に超偏食でたばこ大好きお酒大好きで好きに生きている人が超長生きするケースも結構あります。
偏食の例で言うと、例えば、世界一の投資家ウォーレン・バフェットはマクドナルドが大好きで、毎日マクドナルドで食事をし、チェリーコークが大好きなので毎日コーラでカロリーの半分を取っていると言われています。
それでも、90歳近くまで健康に生きて今ももちろん健在です。
毎日マックで食べて長生きできる気はしないし、体に悪くてとてもやろうという気にならないのですが、こうしてそれを実施している人が現実にいます。
また、日清食品の会長でもあるチキンラーメンの開発者は、チキンラーメンを開発してから365日欠かすことなく毎日毎日チキンラーメンを食べていました。
結果、96歳で長寿を全うしています。
毎日インスタントラーメンとか早死にするイメージしかありませんが、ここまで長生きしています。
こうなってくると、何が正しいかなんて全然分かりません。
寿命を決定するものはおそらく科学でもまだ解明されていなくて、遺伝子、環境、食生活、経済状況、習慣、心のストレスとか色々な因子が絡んでくると思うのですが、人生それなりに経験を蓄積してきて、体の健康も大事だけど、心の健康が体の健康に先行するケースが多いよなと思うようになってきました。
物理よりも精神というか、人生ストレスなく心から楽しんでいれば偏食でもたばこ大好きでも長生きするし、健康に気をつかった生活していても心が病んでいればそれが体にも現れて長生きできないとか。
特に男性は、何よりも孤独のストレスが1番体に悪く寿命を縮める原因になるという記事を読んだことがあります。なんとなくわかります。
健康診断でどこか正常値から外れる値が出た時に、運動を始めるとか野菜をしっかり食べるといった具体的な行動を始めるよりも、ストレスの温床で心身に負荷が大きかったブラック企業を辞めたらすぐに健康になったというケースもあるでしょう。
偏食でも好きなものを好きに食べて、他人に気を使わずにストレスを溜めずに好きに生きている方が、健康に気をつかって色々と我慢してストレスある生活をするよりも体にいいんだろうなと思います。
心が健康でいることが1番大事ですね。
嫌いなものを食べて栄養素として体に吸収される効用よりも、嫌いなものを無理やり食べて心に感じるストレスの負荷の方が体に悪いんです(本気にしないでください。)。