子供が嘘を見破れるようになってきてハッとして成長を感じる

日本中がラグビーW杯に夢中でしたね。僕も初めてラグビーのルールを覚えました。

ラグビーよりも野球の方が好きなので、巨人VSソフトバンクの日本シリーズが影に隠れてしまっているのが何となくシャクです。しかし巨人は2000年のON対決時の高橋松井清原江藤の打線は本当にかっこよかったなあ。

小さな子供がいると、子供に調子を合わせたり子供の機嫌をとったりで、軽い気持ちで嘘をつくことが多いです。

例えば、上の子と出かける時に下の子を連れて行けない事情がある時に、下の子に対して「すぐ帰ってくるから」と言ったり、「買い物行くんじゃなくてちょっと散歩してくるだけだから」などと言ったりしてぐずる下の子をなだめるために事実に反することを言ったり(ほとんどのケースでは全く効果はない)、クイズの出し合いっこをしている時に子供に勝たせるためにわざと間違いの回答をしたり、簡単な問題を出したりと、日常生活の子供とのやりとりでは結構あります。

最近とみに上の子が、こういった「大人の事情による方便」や「大人のわざとの手抜き」を見抜けるようになってきました。

下の子はまだまだグズりっ子で、上の子が出かける時は自分も行きたいし、上の子が買ってもらったおもちゃは自分も欲しくてたまらない感じで、自分の望みが制約されると盛大に長時間泣きます。

下の子が風邪で公園に行けない時に上の子と公園に行くさいに、勘付いて怒涛のぐずりを見せる下の子をなだめるために、「パパと○○ちゃん(上の子)公園行かないから」「ちょっとだけお買い物行ってくるだけだからつまらないよ」などと言うと、上の子がすかさず「パパ今○○ちゃん(下の子)が付いてこないように嘘言ったでしょ?」と鋭いツッコミを初めて入れてきた時などは、大人が何もしなくても子供は自然とわかるようになるものだなあ、ああもうこの子に対して適当なことは気安く言えないなあと思わされました。

また、カルタ取りやおもちゃのゲームをしてわざと手加減して子供を勝たせるように負けると、「パパさっきわざと負けたでしょ。それだと○○ちゃんつまらない」と言われるようになりました。

しかし本気でやってしまうとそれはそれで子供の機嫌を損ねるので、加減が難しい・・。

成長した我が子を嬉しく思うと同時に、ずっと子供のままだと思っていたので、1つの子供時代が過ぎ去って行っているのだなと寂しい気持ちが混在しています。

ハッとしてしんみりという複雑な心理描写でございます。