【DIS】みんな大好きウォルト・ディズニーが4.8%の増配を発表

11月28日に、ウォルト・ディズニーが増配を発表しました。

ディズニーは2010年から増配が続いており、これで9年連続の増配となります。

ディズニーは四半期ごとの配当ではなく半期(1月と7月)配当銘柄ですが、半期の配当金をこれまでの1株あたり0.84ドルから0.88ドルに増額します。

増配率としては、4.8%となります。

もともと配当利回りは低い銘柄なので配当金を目当てに買う銘柄ではありませんが、一桁台前半の増配と低い増配率となりました。

昨年の増配率が7.7%で、それ以前は二桁増配が続いていたので近年は増配率が低下してきています。かといって配当性向はまだまだ低いので、余裕がない状態というわけではありません。

今回の増配に関するディズニーのCEOの声明です。

2018年期の当社キャリアハイの業績パフォーマンスを考慮して、株主の皆様への配当金を増額することを喜ばしく思います。一方で、21世紀フォックス買収と、消費者直結型ビジネスの進展に向けた将来への投資を継続してまいります。

ディズニーは、2019年前半に21世紀フォックスのエンタメ事業(映画とテレビ)の買収を完了する予定です。

21世紀フォックスといえば、傘下に映画配給会社の20世紀フォックスを持つ会社で、アバター、タイタニック、エイリアン、ダイハードなどの版権もディズニーのものとなります。

買収額は713億ドル約8兆円!)です。

ユニバーサルを傘下に持つアメリカ・ケーブルテレビ最大手のコムキャストとフォックスの買収を争っていましたが、コムキャストはイギリス・スカイ社の買収に注力するとの理由で買収から降りています。

買収を完了するには世界各国の競争法当局の承認が必要となるのですが、すでにアメリカの司法省からは条件付きで承認を得ています。

ディズニーは、スポーツ放送局としてESPNを傘下に持っていますが、フォックスもスポーツ局を所持しているため、独占回避のためにフォックスのスポーツ局は売却せよという条件です。

すでに11月に中国当局からも買収については承認を得ています。

記憶に新しいところでは、アメリカ半導体大手のクアルコムがオランダのNXPセミコンダクターを買収しようとした際に、最後に中国の独占禁止法当局が買収を承認せず、クアルコムは買収を断念していました。

ディズニーは今回の大型買収により負債が増えることが想定されますので、フリーキャッシュフローを債務の弁済に充てたいということかなと思います。

それ自体はいたって健全な資金の使い方なので、早期に借金を返済してもらいたいです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です