チャイナ・ショックの前に投資した中国のカジノ銘柄、サンズ・チャイナ(金沙中国)から配当金受領

持ち株の中国銘柄であるサンズ・チャイナ(金沙中国)から配当金が入金されました。

637香港ドルで、日本円で約9,000円となります。

サンズ・チャイナとは

サンズ・チャイナは、マカオのカジノ運営会社になります。アメリカ企業のラスベガス・サンズの子会社です。

サンズ・チャイナ(金沙島中国有限公司)はマカオにある総合リゾートの開発・運営に従事する投資持株会社である。【事業内容】同社はゲーム・エリア、会議スペース、コンベンションとエキシビション・ホール、小売店とダイニング・エリア、娯楽施設を運営する。同社はザ・ヴェネチアン・マカオ、サンズ・コタイ・セントラル、ザ・プラザ・マカオ、サンズ・マカオ、フェリーとその他の事業、並びにザ・パリジャン・マカオという6つの事業を運営する。同社は子会社を通じて高速フェリー輸送サービスの提供に従事する。

(出典:SBI証券HP)

サンズ・チャイナに投資した理由

サンズ・チャイナは、2015年の初期頃に投資しています。

2014年の末に投資をしている友達から中国株に投資していることを聞かされ、興味を持ったことから中国株投資をスタートしました。2015年は中国株への投資額が1番大きかったです。

いろいろと中国株投資をしている方のブログを見るうちに、サンズ・チャイナの存在を知り、カジノという人間が本能的に大好きで中毒性のあるものを扱っていることに魅力を感じ(中毒性という意味ではたばこ銘柄と近いです)、また当時の直近高値からいい具合に下落しており配当利回りも高かったことから投資を決めました。

人間が人間である限り、カジノにお金は注がれ続け、胴元の取り分は決まっていますので儲け続けることができます。とても高い期待値で勝てる投資だと思いながら株を買いました。

3年以上経過して、現在の結果は、現地通貨ベースのキャピタルゲインは雀の涙ほどです。円に換算すると、今より香港ドルが大分高い(円が安い)時期に購入しているので、余裕でマイナスです。ただ配当利回りが5%近くあるので、これまでにもらった配当を加味すれば、なんとかプラスを保っているといった程度です。

下はサンズ・チャイナの5年チャートです。

(出典:SBI証券HP)

下げてお買い得になっていると思って株を買った場合のあるあるのパターンですが、40ドル付近で買ってすぐに含み損になり、その後もずっと低空飛行でした。

カジノが滅びることはなく安泰と思っていましたが、贅沢禁止令?的なものが出されたり、マカオのATMで引き出せる金額が制限されたり、予定されていたマカオへ続く大きな橋の建設が延期されたりと、ネガティブ要素ばから次々に出て来て、けっこう踏んだり蹴ったりでした。

さらにチャイナショックで大被弾し、一時は買値から50%下落しました。

このときは、他の銘柄も合わせて損失が膨らみすぎ、証券口座にアクセスする行為を放棄していました。

その後はボックスでしばらくヨコヨコしていたのですが、ボックスの上限付近になると決まって国内大手証券会社がレーティングやターゲットプライスを上方修正し、その前後が直近の高値となって株価が下落するということを繰り返していました。

なおこの体験により僕は国内大手証券会社のレーティングを全く信頼しなくなり、持ち株の上方修正が入るたびに余計なことするなアホと思うようになりました。

最近はまた株価が上がっていましたが、米中貿易戦争の懸念をよい売りの材料とされています。

マネーロンダリングの温床となったり、依存性が強すぎるという問題を常に抱えており、規制と隣合わせの業界ですが、人間がカジノの魅力に抗えるわけがなく永続性の高い銘柄だと思っているので、よっぽど短期間で株価が上昇するといったことがなければ今後も売るつもりがない銘柄の一つです。



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