2019年10月の配当金が出そろいました。
今月はアメリカ株と中国株から、税抜きの手取りで約35,000円でした。
まずはアメリカ株の各銘柄からの配当金(税引き後)です。
銘柄 | 金額 |
ペプシコ(PEP) | 17.2 |
ジェニュイパーツ(GPC) | 18.1 |
コカ-コーラ(KO) | 20.1 |
メルク(MRK) | 18.3 |
アルトリアグループ(MO) | 86 |
フィリップモリス(PM) | 62.5 |
グラクソスミスクライン(GSK) | 21 |
カーディナルヘルス(CAH) | 12.5 |
マコーミック(MKC) | 11.1 |
シスコシステムズ(CSCO) | 18.4 |
合計 | 285.2ドル |
日本円で約31,000円です。
アメリカ株では、アルトリアとフィリップモリスの兄弟たばこ銘柄から配当金が入りました。
PMはそこそこ株価が復活してきましたが、アルトリアの低迷が止まりません。
なお僕は先見の明をもってたばこ株の下落を以下の記事で見事に予見しておりました(えっへん)。
たばこ株ホルダーがたばこ株はまだまだ下落すると思うたった1つの理由【MO, PM, BTI】
別に訴訟で損害賠償金1兆円が確定したわけでもないし、EPS(1株当たり利益)が半分に低下したわけでもありません。
株価が上がっているときにはたばこ株が欲しくて欲しくてたまらなくなり、株価が低迷すると不安で仕方なくなるのは、企業を見ずに株価しか見ていないからです。そんな感情に基づいて売買しても市場の養分になるだけです。
こういう低迷しているときに再投資できないと、シーゲル教授の本を何のために読んだのかわかりません。何も血肉になってないです。
自分も含めてこういう株価が低迷しているときにみんな怖くて再投資できない限り、逆にシーゲル教授の紹介する配当再投資戦略は優位性を失うことはないのかなと感じます。
中国株からは1銘柄から約3,600円です。
こっちは減配を食らっております・・。必殺遺憾の意。
最近中国株(香港市場)への新規投資を検討しております。
理由は、かのロックフェラーの以下の投資の格言にあります。
The way to make money is to buy when blood is running in the streets.
(お金持ちになるには、街に血が流れているときに買うことだ)
現在街に血が流れている地域はどこでしょうか。
そうです香港です。
デモで揺れている香港市場の中国株です。実際警察とデモ隊との衝突で物理的にも血が出ています。
もうピークは過ぎたのかもしれませんが、デモによる過剰な懸念を背景に優良企業の株式が低迷している例も多いと思われます。今買わずしていつ買うか。
僕はアメリカ株一択とか日本株一択とかいう考えはしません。
欲しい国の欲しい企業の株を買います。テンプルトン卿もジェレミー・シーゲルも国際分散投資派です。
ちょうど中国株の売買とこれまでの中国株の配当金で、香港ドルがそれなりに貯まっており、扱いに困っていました。
香港ドルから日本円に外貨両替すると高い手数料とられるのでしゃくで、かといってパフォーマンスの足を引っ張る中国株をこれ以上増やす胆力もないので、使い道のないお金として証券口座にずっと放置していました。完全に遊休資産化してました。
中国株は、配当金狙いではなく(そもそもこの市場は「連続増配」という概念も膾炙していないと思われます)、業績が将来に向かって伸びていく企業を素直に買おうかと思います。といっても軒並み高配当株も多いです。
そんなこと言って今さらテンセントとかに手を出してしまいそうです。
2018年1月からの手取り配当金額の推移です。
去年の10月は 33,500円ほどでした。1500円だけ増えました。1年前からほとんど金額変わっていません。
道のりは遠いですね。