既婚男性は運動部が圧倒的に多いのは、運動部だと年収が高くなるから/ 女はやっぱりお金?

少し前に、「既婚男性は「運動部」が圧倒的に多いという現実」という記事が東洋経済に載っていました。

中高時代に運動部に入っていなかった根暗な人は、んなわけあるかと思いつつもやっぱりなと思ったりして少しショッキングだったのではないでしょうか。

心配しないでください、私は高校時代は部活に所属していたものの帰宅部に近い状態でしたが、婚姻することができましたので反対事例はいくらでもあげることができます。

しかし運動部の人のが結婚している人が多いということを運動部に所属していた人のが女性にモテるとほぼ同義だとすると、感覚的に考えればそうだよねと思う人が大半ではないでしょうか。

運動をしていて精悍な顔つきで、筋肉があり爽やかで頼り甲斐のある男性と、色白でひょろひょろで根暗で滑舌が悪くて頼りない男性では、女性がどちらの遺伝子を後世に残したいと思うかは自明ではないでしょうか。そりゃあなた前者ですよ。

僕なんかは、運動部出身の人のが結婚しやすいニアリーイコール運動部出身の人のが女性にモテるのは、ズバリお金だろうと思っています。

運動部出身だから結婚できるのではなくて、「運動部出身⇨高年収になる⇨結婚しやすい」という因果関係です。

なので、大事なのは「運動部出身」というファクターではなくて、「高年収」というファクターです。

帰宅部でも高学歴だと、「高学歴⇨高年収⇨結婚しやすい」となるでしょう。もちろん運動部出身ならなおのこと良いでしょう。

結婚市場で男の最も有利なアピールポイントはお金です。女の人は年をとるほど男にお金を求めますから。

年末年始に芸能人が医者の人と結婚する報道が複数ありましたが、医者になる人なんか中高時代はほとんど冴えないガリ勉ですよ。

スクールカーストのヒエラルキーでトップにいるリア充の美人の女子は、どんなに勉強ができてもそんな冴えないガリ勉なんか全く興味ないわけですよ。

それが年をとって結婚適齢期以上になると、その冴えないガリ勉どもが医者になって高年収になった途端に、学生時代なら決して相手にしなかったにもかかわらず媚びて近づいてくるわけです。滑稽ですね。

運動部に所属すると、将来の労働市場で高評価される要素が身につきやすいです。

それはすなわち、仲間とチームを組んで1つの目標に向かって辛い練習を繰り返すことで身につくコミュニケーション力だったり、リーダーシップ能力だったり、物事を途中で投げ出さずに最後まで粘り強く成し遂げる達成力や忍耐力だったり、上下関係の中で円滑に人間関係を回す術だったり、スポーツで育った決断力、瞬発力、少々のことではへこたらない体力などです。

会社はチームで仕事をするので、コミュ力や人を巻き込む力は必要だし、周りの人を引っ張るリーダーたる素質、少々の長時間労働も耐え抜く体力、1つの案件を粘り強く交渉して、臨機応変に果敢な決定を下す決断力も必要です。運動部で育つ能力ばかりじゃないですか。

みんな会社のエントリーシートで書きたい能力ですね。

大学運動部なら人脈もできるし、こういった人間社会で優位に立てる総合的に優れた人間力が身につくわけです。

そしてこれが就活時や就職後の仕事で表れてきてちゃんと評価されるわけですね。

欲しくないですか?こういった能力を持っている部下を。

帰宅部の東大法学部卒には絶対にないですよこういった魅力的な人間力は。

反対に、部活で運動部に所属しないで楽な文化部や帰宅部の人って(運動部の幽霊部員も含む)、嫌になるとすぐに物事から逃げたり、忍耐力がなかったり、気遣いできなかったり、人を引っ張っていける力もなかったりと、上で述べた運動部に入ることで身につく能力とは反対のネガティブな性質をまといがちです。

以上最後に因果関係をまとめると下のようになります。

運動部所属⇨労働市場で評価される能力の獲得⇨高年収⇨結婚できる

つまり突き詰めれば、既婚者男性は圧倒的に運動部出身が多いという現実は、「結局女は金」という夢のない現実を証明している可能性が高いんです。

女性が背の高い男性が好きなのも、お金であることは以下の記事で書きました。

女性が背の高い男性を好む理由はつまりはお金?~高身長プレミアムの存在

なお統計的に、既婚者の男性のが未婚者の男性よりも高年収であることが世界中のデータから示されています。ところがどっこい、これは、高年収だから結婚できたという因果関係ではなくて、結婚したから高年収になった、という因果関係かもしれないんです。

マリッジ・プレミアム~結婚している男性は独身男性よりも30%年収が高い