中国の新型コロナウイルス対策に見る少子化対策実効力への期待

コロナウイルスの影響から、先週妻からティッシュとトイレットペーパーが売ってなくて買えないからティッシュは使わないでと言われ、ティッシュではなくタオルを使うようになりました。

女性用の衛生用品も品薄状態が続いているようです。

トイレットペーパーなくなったら生きてゆけんのやが。

それじゃ不便で生活できんじゃないかと地元のスーパーに買いに行ったのですが、開店前から行列で驚きました。

店内に入ってからは売り場までよーいどんの徒競走で奪い合いが始まり、すぐに在庫切れです。

石油ショックのときもこんな感じだったんでしょうか。

とにかくもティシュとトイレットペーパーをめぐり人間が血みどろの争いを繰り広げるなんて初めての経験だったので、さすがに驚きました。

今トイレットペーパーやティッシュその他の紙製品を買いあさっている人は、間違いなく80年前に時代の空気や朝日新聞に踊らされて国家に非協力的な人を非国民とののしり、敵国を鬼畜英米と言っていたでしょうね。

やはり有事における人間の敵は人間でした。民度高いよ日本人。

暴落時は入金力を切らさないようにしてただ耐える

といっても僕も何件か店を回ってなんとか買いましたが。

新型ウイルス1つでこの有様なので、ウォーキングデッドの世界みたいになったら本当に自存自衛しないと誰も信用できないです。

日々の筋トレの重要性と、わが身を守るために銃規制なんて幻にすぎないと深く感じました。

またガーゼはどこも売り切れでした。

大手ドラッグストアのチェーン店4店くらい周りましたけど、どこも売り切れで買えませんでした。

爆心地だったはずの中国ではもうウイルスの感染はピークアウトしており、爆心地だった国の大手IT企業の社長からマスク100万枚を寄贈される(本当にありがとうございました)という、どっちが爆心地の国かよくわからない事態になってきました。

そのうち謎の力と国際広報の結果ウイルス発症地は実は日本だったと正式に国際社会で認定されるんではなかろうか。

株価も日本は中国より下落しています。

それが良いか悪いかは別にして、中国の徹底したコロナウイルス対策と日本の後手後手で実効力のない対応を見比べていると、日本の民主主義国家は果てして共産主義国家に勝てるのかということをふと考えてしまいます。勝てませんね。

中国では、街を実力的に封鎖したり、家の外に出るのを禁止し、人が移動するのを徹底的に禁止しています。

国の命令なんだから、守るしかないです。強制力があります。

いっぽう日本では自粛してくださいと、「要請ベース」です。

ゆるふわな国家なわけです。

中国だと、地方が中央の言うことに逆らうなんてありえないでしょう。中央様の仰せのとおりです。反対したら職が飛びます。

それが日本だと、中央からの助成金で成り立っており地方自治なんてする能力もないくせに、

地方自治体が中央の言うことに逆らったり、中央の方針に文句言います。

国と地方で統一された包括的かつ実効的かつ迅速な対策がシステム的にとれません。

多様な利害関係者への影響を精査し、その政策をとることで悪影響が生じる些末な少数の例外事例や少数のステークホルダーに配慮して、迅速で抜本的な政策が打てません。

この違いを見ていると、僕は日中のこれからの少子化対策の政策にどのような差異と効果が表れてくるか、非常に興味があります。

中国は長年の1人っこ政策の影響で、これから日本以上の高齢化社会に突入すると言われています。

そういった悲観論がある中で、今回の徹底的な新型コロナウイルス封じ込め作戦を見ていると、日本ではとてもできないような大胆な政策を打ち、少子化を解消していくことができるのではないか、そしてその政策の中に日本がとるべき道があるではないかと思わされます。

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