ゴールデンタイムにアニメを放送しないことで子供のテレビ離れが加速される

1か月ぶりのブログ更新となります。

COVID-19流行により在宅勤務の比重が増えて以来、ずっと家で机に座ったままの日が増えましたので、さらに机に座ったままブログを書く精神力がわかず、なかなか更新ができませんでした。

コロナウイルスの感染が都心ではまた拡大してきたようで、メディアの報道もまた加熱してきました。

ただでさえ人口密度が高く1,000万人近い人口のいる東京で、1日でたったの100人足らずしか感染が拡大していないという他の先進国に比べれば奇跡的な状態を報道するよりは、尖閣諸島沖合領域に中国が今日も侵入したとか、自衛隊戦闘機は今日何回スクランブル発信したとか、現在の日本の軍事力では仮想敵国に先制攻撃されたら一網打尽にされてしまうとか、そういった急迫性のある情報を煽るように報道して欲しいです。

さて、若者のテレビ離れと言われるようになって久しいです。

娯楽の多様化とか、Youtubeやネットフリックスといった様々な放送媒体があり、テレビを見ずにそちらを見ているという人も多いと思います。

自分自身もテレビを見る比重は年々小さくなっているのを実感しています。

最近のお気に入りはYoutubeの元プロ野球選手の番組です。

プロ野球が好きなので、「清原和博が選ぶ歴代ベストナイン」とか、「平成唯一の三冠王松中信彦が選ぶピッチャーベスト3」とか、自分の好きな選手が話題に出てくると楽しくて視聴が止まりません。

「1番すごかったピッチャーは巨人の上原だった」とか発言する選手とか、自分が評価している選手を歴代ベストナインに選ぶ人には、お前分かってるな(何目線だ)と過剰に共感します。

掛布さんの選ぶ歴代ベストナインの話は聞いていて面白かったです。興味ある人はユーチューブで検索するとすぐ出てきます。

自分的には外野のベストナインは松井秀喜、山本浩二、柳田悠岐になるのかなと思っています。

山本浩二さんはリアルタイムでは見ていないのですが、過去の成績を見ると当確のように思います。

イチローは打率が高くても長打率と出塁率が相対的に劣るので、選びません。

また松井秀喜と三冠王をとった2004年の松中信彦はどちらが打者として上かという議論は野球ファンなら色々と語りたく内容だと思います。

僕は巨人ファンなので微塵の迷いなく松井一択ですが、松中自身がYoutubeで、WBCのメジャーのボールがバットの芯に当たっても全然飛ばなくてメジャーで活躍している松井やイチローはすごいと思ったと発言していたり、ボールをバットで押し込む自分の打法ではメジャーでは苦戦していたであろうと発言しており、松井優位を裏付ける貴重な本人発言証拠となったのではと思います。

松井はドームランとか思っているニワカは松井のナゴヤドームと福岡ドームでの通算成績をググってから物申して下さい。

ちなみに僕は2000年の巨人打線が1番好きです。思い出補正です。

特に江藤智の東京ドームでの滞空時間の長い綺麗なホームランが好きでした。

以上本題でした。

以下テレビの話に戻ります。

子供が2人いるのですが、ゴールデンタイムはもうほとんど民放テレビにチャンネルを合わせていません。

ネットフリックスで海外ドラマを見たりYoutubeの子供向け番組を見たりしています。

基本子供はアニメが好きなのですが、ゴールデンタイムにアニメ番組は全くやりません。

テレ朝もドラえもんとクレヨンしんちゃんを土曜日の夕方に移動するという意味不明な方策を実施し、金曜夜のゴールデンタイムからもアニメが消滅しました。

バラエティやクイズ番組は子供もつならないというので、必然的にネットフリックスで見たいものを見るという流れになります。

自分が子供の頃はゴールデンタイムにアニメがたくさんやっていました。

少年ジャンプ全盛期と重なりますが、月曜日はクレヨンしんちゃん、マジックナイトレイアース、YAWARA、火曜日はサザエさんの再放送、水曜日はドラゴンボールZ、木曜日はクッキングパパ、H2、赤ちゃんと僕、金曜日はドラえもん、土曜日は幽遊白書、セーラームーン、スラムダンクのリレー、日曜はちびまる子ちゃん、サザエさん、キテレツ大百科、世界名作劇場などです。

いい時代でしたね。

今やこれらのアニメのOPとかEDをYoutubeで聞くだけでもう戻れないあの日々の輝きに胸を焦がしています。1995年の夏の暑さが忘れられないよ。同年代の人はともに郷愁に浸って下さい。

今は残念ながら本当にないんですよゴールデンのアニメが。

そうすると子供もテレビを見なくなりますので、テレビを見るという習慣が子供時代に身に付きません。

習慣というのは恐ろしいものです。子供時代に身についた習慣は一生ものです。

そう考えると、長期的に見ればこれはテレビ局にとっては致命的だと思います。

視聴率が取れないといってゴールデンタイムからアニメを排除した結果、アニメを放送しないことで子供のテレビ視聴習慣形成の契機を失わせることで、将来の視聴者をどんどん逸失しているのですから。

代わりにネットフリックスやYoutubeを見るという習慣になります。

最後に、最近のおすすめマンガは「かくしごと」(月刊少年マガジン)です。

「さよなら絶望先生」を書いた作者の作品です。

娘と、娘に対して隠し事を持つ父親とのハートフルコメディヒューマンドラマです。

電車の広告で知って、アニメを見てハマりました。

コメディタッチで面白いと思ったらシリアス要素を適所に挟んできて、特に娘を持つお父さんにはとてもオススメです。

最近アニメ放送が最終回を迎えたのですが、とても秀逸でした。