ドル建ての配当金が10万円ちょっとたまったので、配当再投資を実施しました。
ドルだけだと3~4か月で10万ちょっと貯まる計算になります。
新たに欲しい銘柄や追加投資したい銘柄は星の数ほどありますが、直近の配当金を最大化させる方向の追加投資としました。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコに21株追加投資です。
単価46.45×21株となります。
これで年間配当金(税引き後)が4,500円ほど加算されることになります。
地味な金額ですが、この地味を積み重ね大きな数字としていきたいです。
BTIは次の配当権利落ち日が10月4日と近いので、下落してくれてちょうどいいタイミングでした。
先日のFDAによる電子たばこ規制のニュースでBTIも他のたばこ銘柄と同様に急騰していましたが、すでにその上げを帳消しにするほど下落をしています。
配当利回りは5.7%となっています。
フィリップモリスがブリティッシュ・アメリカン・タバコを東京地裁に提訴
フィリップモリスのスイス本社法人が、グローによるアイコスの特許権侵害を理由としてBTIに対して以下を請求の趣旨とする訴訟を東京地裁に今年8月3日に起こしています。
- グローの販売差し止め
- 1億円の損害賠償請求
PMは日本法人がありますが、日本法人でなくスイス法人が原告になっているのは、アイコスの大元の特許権者がスイス法人だからかな?と思ったのですが、正確な理由はよくわかりません
販売差し止め請求がもし仮に認められると、BTIはグローを日本で販売することができなくなります。
そうなると、加熱式たばこを販売するにはPMの特許を回避する形で製品仕様を変更しないといけなくなるので、BTIにとってはネガティブなビジネスインパクトを発生させる帰結となります。
もし仮に特許侵害が認定されても、現実的にはそこまでいく前に和解という形でBTIがPM側に一定の特許ライセンス料を支払うという決着で落ち着くのではとは思いますが。
1億円の損害賠償請求というのは、両社にとってはたいした金額ではないと思いますが、アイコス・グローの加熱式たばこの衝突がもしアメリカで発生したときにはこれとは比較にならないものすごい金額の訴訟になってくるのかなと思います。
まだアメリカではアイコス・グローは販売許可がFDAから下りていませんので同様の訴訟は起きていません。今回の訴訟はあくまで東京地裁に提起された日本国内での話となっています。
消費者から提起される健康被害の訴訟ならともかく同業者間の訴訟で企業体力を消耗することは避けてほしいです。
新規加熱式たばこの製品開発による消耗戦と同業者の訴訟による消耗戦が展開されるとなると株主としては心配です。
しかし同業のBTIが訴えられたとういことで、プルームはアイコスとの構造上の類似性はないのかもしれませんが、JTもPMからの潜在的な特許訴訟防衛のために資源を割り当てる必要性がでてくるのではないかと思います。
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