エンタメ業界にいる人間から見るIBM

僕はポートフォリオにIBMを含んでいます。

2014年の秋頃に買いました。理由はただ一つ

バフェットの持ち株だったから

当時はちょうどアメリカ株に参戦を開始した時期で、アメリカ株を持てば将来は明るいということを疑わず、バフェット銘柄に手を出していました。じゃあもうバフェットがIBM売っているからお前も売ったのかといえば、もちろんホールド中です。一般大衆などこんなものです。

バフェットが持っているという理由から、同銘柄はキャッシュフロー創出能力に問題はなく、継続的に株主還元を実施するであろうからインカム銘柄として持っていれば問題ないという理由に転進しています。要は損切りできなかっただけですね。

エンタメ業界にいるとIT銘柄に触れることが多い

僕は開発部門でなく間接部門の人間なので、直接サービスを使うことはないのですが、法務部門の人間として、サービスを導入する前に取引先の企業との契約書をチェックします。例えば、IBMの新規のクラウドサービスを新しく使用したいから先方から送られた契約書を見てくれといったかたちで依頼が来て、それに対応するのです。

契約書の内容を理解するには、文字だけ見ていても不十分です。どんな目的でどんなサービスを使うのかがわからないとどこにどんなリスクがあるかわからないので、契約書の建設的な確認・修正作業ができません。

外資巨大企業群から提示される契約書もすごい内容であることが多いので、また別記事にしたいと思っています。アメリカ企業から提示される契約書を見ても、日本企業にはないアメリカ企業の構造的な強さを実感します。

話を戻すと、法務担当者はサービスを導入する部門の担当者と打ち合わせなりメールでやり取りをして、サービス概要を聞く機会があるのです。

エンタメ業界は、業界の性質柄、IT技術の最先端を扱ったりまだ世の中に広まっていない新規のITサービスを先駆けて導入することが多いです。なのでこの業界にいるとアップル、グーグルのプラットフォーマーとしてのワイドモートはもちろん、情報システムを扱うIT産業界の企業の名前を目にすることが多いです。持ち株があるともちろんテンション上がります笑。

業界屈指の実力を持つIT部門のIBMへの評価

僕の所属する会社は、業界において(おそらく業界の外をでても)それなりに有数の情報システムを抱え運用している会社です。安定的なサービス提供のためには、脆弱性のない強固なサーバーシステムを維持する必要があるので、かなりのお金を情報システムに投資しており、優秀な人材も多いです。その担当者から、ちょうどIBMのあるクラウドサービスの評価を聞く機会があったのですが、とてもネガティブなものでした。

僕自身は情報システムにまったく詳しく無いので詳細は理解していないのですが、一言でいうと「安かろう、悪かろう」というものであり、他社のクラウドサービス(皆さんご存知の有名アメリカ企業群です。)と比較して、当社の主力として採用することはないだろうというものでした。

自分の身近なところで持ち株企業に対するこのような否定的評価を聞くと、とても考えさせられます。

「決算発表のたびに株価が下がる」というのはここ3年くらいIBMのためにあるような言葉ですが、それ以上にIBMに対して心配になる出来事でありました。

 

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