【住宅ローン】ARUHIのフラット３５とメガバンクUFJの固定金利３５年ローンではどちらがお得か？

新築マンション購入のために住宅ローンの検討をしており、いくつかの金融機関で試算をしてもらっています。

固定金利で借りることを検討しており、選択肢としてフラット３５か各金融機関の固定金利ローンを見ています。

先日、UFJの住宅ローン相談会に行き、話を聞いてきました。

これまで検討している中では、アルヒのフラット３５が手数料等合わせて１番安い試算が出ており、自分でその資料を作成して準備して臨みました。

アルヒのフラット３５対UFJの３５年固定金利住宅ローンになるわけですが、結論としてはARUHIのフラット３５の圧勝でした。

仮に３５年の３,０００万円借り入れ元利金等返済のケースを想定します。

ARUHIのフラット３５の場合

現在のアルヒのフラット３５の金利は、団体信用生命保険料込みで、1.34%です。それに加えて、僕は以下を適用することを検討しています。

• 頭金２割入れると、金利が0.1%割引（スーパーフラット８）になる
• 住宅金融支援機構が定める基準（耐震性とか環境に優しいとか）を満たす住宅については、一定期間金利が0.25%割引になる（フラット３５S）

この条件を適用すると、僕が検討している物件だと、通常金利1.34%からの優遇を得ることができて、以下のような金利になります。

• １年目～５年目：金利0.99%
• ６年目～３５年目：金利1.24%

これに借り入れ時の手数料3,000万×2.16%が加算されます。

そのため、初期手数料648,000円です。他に抵当権設定登記費用と印紙代がかかりそうですが、手元に具体的な数字がないのでひとまず条件から除外して毎月の負担額と総支払額を試算します。ボーナス払いは０円前提です。

総支払額は、3,725万円となりました。

UFJの固定金利の場合

金利は1.59%の数字でした。この時点でアルヒのフラット３５の通常金利である1.34%より割高です。金利が割り引きになるプランを適用する前の通常のアルヒフラット３５でも、アルヒの勝ちです。なおUFJは、現在はフラット３５を取り扱っていないということでした。

UFJの場合は保証会社への保証料を初期手数料として支払う必要があります。その代わり、アルヒのように借入額の２％を手数料として支払わなければならないという条件はありません。

フェアな条件とするために、UFJの試算も抵当権設定費用と印紙代は金額に含んでいません。仮に含むとすれば、UFJは試算が出ているので併せて約20万ほどの費用となります。

毎月の返済額と総支払額を試算すると以下となります。

毎月返済額と総支払額の比較

文句なしにアルヒのがお得という結果になりました。

• 1~5年目の毎月の返済額は、アルヒが8,638円安い
• ６年目以降の毎月の返済額は、アルヒが5,583円安い
• 総支払額は、アルヒが2,531,124円安い

UFJの担当者（２人で担当してくれました）にアルヒの試算を見せると、ぐぬぬとなった結果アルヒさんのがお得ですからこちらで借りてください、こちらをお勧めしますとはっきり言われました笑。また他社のプランを見ることはなかなかないので、見せてくれてありがとうございますと爽やかに言われました。

メガバンクという安心感はありますが、やはり自分でちゃんと調べて試算しないとダメですね。僕はARUHIという会社を住宅ローンを調べるうちに初めて知りましたが、調べていなかったらとりあえず安心感あるからメガバンクにしようとなってしまうパターンが多いように思います。

なお担当者からは、ARUHIさんはフラット３５の最大手なので心配ありませんと太鼓判を押してくれました。フラット３５は、金融機関の住宅ローンが通らない人用のローンだと思われている面もあるようですが（会社で仲が良い人もこう言っていました）、固定金利という枠内で比較するとメガバンクより安いです。

また担当者は、ここ３年くらいは、傾向として変動金利より固定金利で借りる人のが多いと言っていました。

UFJの場合は住宅ローンに加えていろいろな保険商品をローンに追加して組み入れることができるみたいで、そのアピールをされましたが全くその予定はないので、丁重にお断りをしました。

ネット銀行や地銀のプランはまだ試算していないので、こちらもいずれ検討してみようと思います。