【会社の忘年会怖い】コカ・コーラ1杯しか飲まないのに5,000円も払えるか! インドア派下戸サラリーマンが抱える忘年会の憂鬱

Bonjour!

たばこよりも酒のがよっぽど社会に有害だし金曜夜の電車の酔っ払ったサラリーマンの集団が迷惑だからさっさとWHOやアメリカFDAや厚労省はアルコール規制してくれと思っている個人投資家です。

カシスオレンジ、カシスソーダ、レモンチューハイ、果実酒・・、これら甘くフルーティーな香料を含むアルコール製品が、未成年を含む若年層に広がることで若者のアルコール中毒惹起の危険性があるので、アルコール製品にこれら要素を含むことを禁止するとか誰も声明を発表しないのが不思議です。

さて、12月に入ると忘年会の足跡が聞こえてきます。憂鬱ですね。「憂鬱」っていう文字がさらに憂鬱度を高めてやみませんね。

僕は「忘年会」という名前が好きではありません。

なぜその年を忘れなければならないのか、ネーミングの理解に苦しみます。未来に思いを馳せるよりも、去り行く友への思いに胸を詰まらせたいタイプなので、忘れたくないんです、自分が過ごした年を。

1月からずっと傍にいてくれた愛しい人を忘れることなどできようか、いやできまい。

「惜年会」という代替ネーミングを提案したい。

忘年会をして12月が終わったら、また1月から同じことを1年繰り返してまた年を忘れるんですよ。永遠の輪廻。

忘年会が嫌いなサラリーマンは過半数だと思いますが、多数派が忘年会を憎んでいてもそれでも毎年の会社の恒例行事として継続してしまう謎です。

今年は若手社員はみんなダ・パンプのUSAを踊るんでしょうね。可哀想に。USA大ヒットの負の側面としてドキュメンタリー番組つくってほしい。

以前に在籍していた古い企業では、忘年会は1年で1番大切な部の行事だという暗黙の了解がありました。事実上参加しなければならない雰囲気があり、リーダー格の人に呼ばれて幹事やってと突然言われるのだから、たまったものではありません。

忘年会1回だけで終わればまだましで、部署全体の忘年会に加えて、部の中の個別のチーム単位での忘年会があったり、さらに異動する人の送別会、新年に入ったらまた新年会や新しく来た人の歓迎会と、ぷよぷよ4連鎖的な展開になったらもう堪りません。

なぜ自分は忘年会が嫌いなのか、考えてみました。

理由を手短に述べると、以下の6つとなります。

  1. コカ・コーラ1杯しか飲まないのに5,000円も払えるかアホ!
  2. 他人が楽しそうに顔赤くして酒飲んでる姿見るのが苦痛!
  3. 自分の酒くらい自分でオーダーして作れ!
  4. お前の隣だけには座りたくない!
  5. 自慢話でも何でもいいから話してくれ!
  6. だってあなたとの2時間半は耐えられないわ!

1.コカ・コーラ1杯しか飲まないのに5,000円も払えるかアホ!

偉い人には多く負担がいくように会費は傾斜配分されるのが一般的ですが、それでもまあ3000円~5000円は平社員でも負担するでしょう。

アルコールが飲めないインドア派な人間からすれば、ゲーム1つ5000円で買ったら50時間は満喫できるのに、楽しくもない2時間で5000円とか狂気か!と思ってしまいます。

お酒が出る店のコース料理は、ちゃんとしたお寿司屋とか懐石料理屋だとまともなのが出てきますが、そうでないチェーン店っぽいところになればインスタントやレンジでチンのお手軽なコース料理になります。たいていは味は美味しくないし、量も足らないです。妻ちゃんの美味しい手料理が食べたいのだ。

しかも僕は酒を飲まないので、飲み放題など不要なんです。

ファミレスで食事会形式の忘年会のがありがたいんです。

最初のビールを3口ちょび飲みして、タイミングを見て目立たないように店員を呼んですぐにコカ・コーラに変えてもらいます。2時間コーラ1杯で必要十分なのです。

飲み会の費用は、男性に傾斜配分されるパターンが多いですが、男女という形式で区切らず、酒を飲まない人が負担が少なくなるよう傾斜配分するのが実際的な平等だと密かに思っています。

2.他人が楽しそうに顔赤くして酒飲んでる姿見るのが苦痛!

僕はアルコールがだめな体質です。

缶ビール1杯も、ジョッキ1杯のビールも、グラスワイン1杯さえ飲みきれたことがありません。すぐに頭痛が激しくなって気持ち悪くなって戻してしまいます。

若い頃はアルコールに強くなりたくてコンプレックスがあったので、家で一人で酒を買って飲む練習をしていた健気な時代もあるのですが、まったく効果がなかったです。

牛乳を飲むと胃に膜が張られて吐きにくくなる?と言われたこともありましたが、そんな効果も実感できませんでした。

特にビールは味の点でもまずすぎて飲めず、コップ1杯飲みきったこともないです。

過去の会社は「はじめはビール」な会社だったので、本当に本当に本当に苦痛でした。

会社の忘年会で尊敬してない上司・先輩や友達でない同僚が顔を赤らめながら気分よさそうにお酒を飲んでいるのを見るのは、飲めない自分からすれば友達で集まってスマブラやボンバーマンやマリオカートで対戦しているのに、自分の順番が全然来ないで蚊帳の外にいるような感覚に近いです。

飲めない人間の僻みですね。

飲み会自体は決して嫌いではありません。仲が良い友達や尊敬できる上司・先輩との飲み会で相手の人がいくら飲んでも、まったく苦ではありません。むしろこちらも楽しくなります。

なので、特別な人間関係の間柄でないかちょっとした敵意を抱いている大して仲のよくない会社の人間が同じテーブルで自分が飲めない飲料を楽しそうに飲んでいるという非対称な関係性に苦痛を感じているのかなと思います。

要は、大して仲良くない人と飲みたくないという人間関係の帰結ですね!

3.自分の酒くらい自分でオーダーして作れ!

今でも、若手の社員がおっさん上司の空いたコップにお酒を注いだり、お湯割りとかソーダ割りとか水割りとかよくわからん酒を席で作って出さなければならないという会社は多いのではないでしょうか。

こういうところから構造改革して規制全廃して働き方改革したらいかがでしょう。

僕はアルコール製品を自発的に全く飲まず、製品名に興味もないので、イノセントにオーダー表に書かれているお酒の名前とか難しい漢字の日本酒の名前がわかりません。芋きりしかわかりません。

そのため、自分が注文をとることになっても、ビールやカシス系以外のお酒の複雑な名前を複数言われると頭が追いつかず記憶できないのです。

酒が飲めない人が幹事をやるつらさはこういうところに表出してきます。

お酌の仕方も分かりません。

店員から氷とかお湯とか出されて偉い人用にお湯割りとかなんとか割りとか作ろうと思っても、どれくらいの比率で混ぜたらいいのか、どれだけ分量を注ぐのが良いのかとかさっぱりわからないし上達させる気もないので、本当に勘弁して下さいといった具合でした。

4.お前の隣だけには座りたくない!

どの席に座るかという問題にも大変神経を使います。

会社の人間関係で、どうしても気質が合わない人や、会話の間が持たない人が一定数(というか半数以上)出てきます。

そんな人の隣とか目の前になったらもう2時間半逝ってよしです。

そうならないために、どこの席に座るのが最も自分に無害なのか吟味しなければなりません。

かといって、先にお店に入って先に席に座って、後から来る人が自分のテーブルに来てくれないという微妙な孤独を感じるという事態も避けたいので、半数くらいがお店に到着したちょっと後くらいを狙っていって、同僚の近くに座ると同世代で固まっているようで印象が悪いので、こういうところも無駄に気を使ってなるべく仲の良い先輩の近くの席を陣取って早く安心したいところです。

1時間半くらい過ぎると、自然に席替えムードになってちらほらと席を移動する人が出てくるのですが、頼むから余計なことしないでくれよと思います。

5.自慢話でも何でもいいから話してくれ!

会話のネタないですよね。ただでさえ自分は積極的に話すタイプではないので、上の人と何をしゃべったらいいかわかりませんし、ただ沈黙して終わってしまいます。

よく飲み会で過去の栄光の話や説教しかしない上司の存在がクローズアップされますが、自分の回りには幸いなことにそこまで過剰にそれらの話をする輩はいませんでした。

だいたい部の昔話や他部署の人の話や上の人の趣味の話に落ち着きますが、間が持たないので自慢話でも何でもいいからずっと話し続けてくれたほうがこっちは楽です。

6.だってあなたとの2時間半は耐えられないわ!

結局は親密な人間関係になくて気を遣わなければならない不特定多数のヒト科生物と長時間にわたり強制的に同一閉鎖空間で時を過ごすというのが有史以来ホモ・サピエンスにはストレスなんです。

忘年会じゃなくても、社内運動会でも社員旅行でも何でもストレスですね。

 

なお、現在の会社は飲み会などの行事にはけっこうドライで、忘年会も事実上強制参加という雰囲気もなく飲み会自体も古びた風習に支配されないフラットなものなので、そこは助かっています。

飲み会に参加する場合もたまにありますが、今の会社に来てからは自分の歓迎会を除いては1杯目からジンジャーエール頼んでます。

仮にサラリーマン生活が長くなって部署で権力持てたら、公式行事としての飲み会は廃止したいです。

え?それで結局お前は今年の忘年会は行くのかって??

俺は下戸だ、酒は飲めん・・・・茶の湯ならば、いずれつき合おう



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