僕は現在は大型のアメリカ株を中心として中国株・日本株にも投資していますが、1番初めに開始した投資は「教科書通り」の投資方法でした。
資産区分を4つに分け、先進国株式インデックス・先進国債券イデックス・新興国株式インデックス・新興国債券インデックスという先進国新興国の株式・債券の投資信託に綺麗に毎月1万円ずつ合計4万の積立投資を始めました。
勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」などのお金の運用に関する本に影響されていたように思います。
先進国と新興国・株式と債券といった具合に資産を分けることでリスクの分散もできるし、長期な積立を実施すれば全体として資産が成長していくというものです。
日本株式や日本債券といった日本単独を対象とする金融商品には魅力を感じなく、手を出していなかったように記憶しています。
その後、投資信託では物足らなくなり、日本の個別大型株にも投資をするようになりました。
ソニーとかUFJとか三菱商事とか、一般市民に馴染みのある優良な業界トップクラスの企業を過去のチャートから見て安いとかPERが安いという理由だけで投資をしていました。
自分がなぜ投資を始めるようになったのか、少し振り返ってみようと思います。
時期としては社会人になって少し経過したくらいの頃合いです。
1 暇でお金を持て余していた
僕は多趣味でアウトドアな人に憧れる無趣味でインドアな人間です。
基本何かなければ外にはあまり出ません。近くにTSUTAYAやゲオがあって映画レンタルできればそれで必要十分で、休みは家で映画を見たり意識高い系の本読んだりネットサーフィンをするのが好きです。
彼女がいればそれなりにアクティブになり、いろいろと積極的にお金を使って外に出かける人間に少しは変わるのですが、恋人もおらず人間関係にお金を使うことも減った時期でした。
そんななので、独身で働いていれば自然とお金が貯まっていくタイプの人間でした。
学生時代と異なり働いていると貯金が貯まっていき、百万単位を超えたくらいから、暇を持て余している自分のお金を何かに使わなければならないなと無意味な危機感のようなものを感じていました。
初めてのボーナスが入る頃に、スイスブランドの何十万もする時計を買いたいんだと嬉しそうに話している同期の友達もいましたが、悲しいことにそんな物欲ほぼありませんでした。
欲しい服もない、欲しい時計もない、欲しい靴もない、欲しい電化製品もない、アップルのキラキラした新製品に全く興味もないし車なんてカケラも欲しいと思わない。飲み会も嫌い。中古で安くなっている欲しかったゲームがあれば十分。
こんなつまらない人間でオレやばいなと、自分が女だったらこんな人間と絶対に付き合いたくないと思っていました笑(今でも?)。
そういうわけで、全く大した金額ではありませんが、働いていていれば勝手に貯まっていくお金を持て余しており、何かに使いたいと思っている状況で、その使い先が投資に向いたのかなと思います。
2 会社の仕事に絶望先生並みに絶望した
社会人になって始めた会社の仕事は、とてつもなくつまらなくてこんなこと一生やるなんて狂気だと思ってました笑。
しかも一緒に仕事をする先輩社員が毎日の機嫌が不安定な女性社員(独身)で、その日のキーボードを打つ音を聞きながら今日の機嫌はどうなんだろうと恐る恐る様子をうかがわなければならない始末でした。
セミリタイアしたいという希望まではありませんでしたが、会社員は自分には合わないなとなんとなく感じていました。
つまらない毎日から脱却するためにいろいろもがいて、1000円とか1500円の、インスタントラーメンのようなインスタントビジネス本やインスタント自己啓発本を読み漁っていました。
そんな時に先に触れたように投資やお金の運用について書いてある本にたまたま巡り合ったので、余ったお金あるしやってみるかという感じでスタートしました。
3 根がギャンブラーだった?
投資というのはどうしてもギャンブル要素を伴います。投資対象の資産が上がるか下がるかわかりませんし、上がればドーパミンが出て脳が心地よくなります。
投資は元本が毀損する可能性があるので、リスク回避志向が強く安定志向が強いと、例え株式投資などの資産運用の存在を知っても躊躇してしまってやらないという選択肢もありますが、自分はそれは全くなく、すんなり投資デビューを果たしました。
株式投資とギャンブルを完全に同じものと扱うつもりはないですが、自覚はないものの性格的に賭け事とかギャンブル要素が好きな性質なのかもしれません。
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