サラリーマンにとって4月は最もリスクのある月

3月も半ばを迎え、卒業式シーズンですね。

この時期によくかかるさくらソングの中ではケツメイシのさくらが1番好きです。当時片思いしていた今は違う人の妻になっているであろうあの子の香りを今でも思い出しま・・

梅の花も散りかけ、桜が咲き乱れる季節が迫っています。

僕も早く何かから卒業したいです。

僕は1年で4月が1番嫌いです。新たな季節、新たな出会いとか疲れるからもういいです。

サラリーマンにとって、4月は最もリスクのある月だと思います。

同じようにリスクのある月として、8月、2月、1月、9月が挙げられます。同等に懸念すべき月として、12月、5月、6月が、これらに勝るとも劣らない不確実性に溢れる月が3月、7月、10月、11月と言えるでしょう。

なぜ4月が怖いかというと、最も変化が発生する月だからです。

4月は異動があります。無駄に会社の組織変更とか新たなルールとかも4月に発生することが多いです。

自分の異動・上司の異動・新しい上司・新たな後輩・部下・新たな取引先といった人間関係に変化が訪れます。

いらんよそんなの。固定的なストレスのない人間関係の中でルーティン作業だけしていたい。新しい人間が来るのもリスクでしかない。

自分より若くて将来有望な若手がこれば自分のポジションなんてすぐに奪われます。

実際に当時所属していた会社の部署の部長が、自分よりも仕事も英語もできて有望な東大法学部卒の後輩を可愛がっており、当時とても仕事の充実感を感じていたポジションを奪われた過去があります。僕が1番仕事が楽しく将来への野望に満ちていた今は失われた時期でした。もっとも、自分が部長でもその選択をしたでしょう。

僕は異動にいい思い出がありません。

どんなに現在仕事にやりがいがあって上司や先輩に恵まれていても、会社員は人事部や部内のチーム異動で仕事も人間関係も本当に一変します。怖すぎるぜサラリーマン。

自分がコントロールできない異動で運命がすべてが変わります。

日曜夜に鬱にならないかどうかは仕事自体の客観的な価値や楽しさではなく、上司との人間関係・相性という属人的な要素によって99%決まります。

総論的にどんなホワイト企業に勤務していようが、各論的にクソ上司の下に付けば超絶ブラック企業でしかありません。

ある程度の大企業となると、異動がない方が稀です。

所詮会社員の仕事など代わりはだれでもいるしその人だけにしかできない仕事なんてありません。10年同じ部署にいると超ベテランの扱いをされます。

全く経理の経験のない人が突然経理部長になったり、IRの専門知識が全くないのに突然IRのチームリーダーになったり、無茶ぶりに見える異動もいっぱい見てきました。

幸い自分の部署は4月に新たな人も来ないし異動していく人もいないようなので、安心(がっかり?)しております。

多様性なんていらないので、同質性の高い集団で気楽に仕事をしていきたいです。