6月に入って以来、JTの株価が低迷から脱するかのように少しずつ好調になってきました。JTは、50銘柄近い僕の持ち株の中で最も投資額が大きい銘柄です。MO,PM,BTIが含み損3兄弟に甘んじている中、一人気を吐いて含み益です。日本株も捨てた物ではありません。
特に上昇の理由は見当たらないので、これまで過剰に売られていた反動から見直し買いが入っているのでしょうか。
配当権利日も6月末と迫っています。
僕は、5月にJTを買い増して300株ほど保有していますが、逆指標として機能することが宿命付けられている国内大手証券会社がこぞってJTの格付けや目標株価をダウングレードするのを見て、底値は近いのではないかとおぼろげながら思っていました。(その割には、2900円台で買う胆力がなかった・・)
(出典:SBI証券HP)
JTの3ヶ月チャートです。
5月末の2900円を直近の底値として、ここ1ヶ月は上昇基調です。アメリカと中国の貿易戦争懸念で日本銘柄が謎に急落する日でも、JTは好調をキープしています。
ただ、6月から加熱式たばこであるプルーム・テックを全国発売するというニュースはありましたが、販売状況が想定を下回る結果がでればまた急落するでしょう。
また、6月の配当権利日を通過した後、どれくらい株価が下落するかが気になります。高配当株は、権利日を過ぎると売り圧力が強くなり株価が下がるのが通常です。仮に5%の配当として、半期だから2.5%分株価が下がるとかなら配当金と相殺できるのでまだいいのですが、なぜか半期の配当金分より下落率が大きいのが通常なのです。JTの場合は、4%くらい下げるのではないでしょうか.
この理由がよくわかっていないのですが、売っても損するだけなのになぜ売るのだろうか。どうせ下がるのを傍観することになるだけなら、今は現金比率も低いしいっそのこと配当金の権利を得ることが出来る当日に高値で売ってしまう経験をしてみようかという誘惑にかられています。
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