新型コロナウイルスの影響で人の動きが止まってもビジネスは動き続ける

新型コロナウイルスは相変わらず猛威をふるい、主戦場がアジアから欧米に移っています。

相も変わらず世界の株式市場は投げ売りが続いており、もう市場はフェアバリューという観念を過去においてきてしまったように思えます。

アジアで新型コロナウイルスが流行した段階で、その後欧米に広まってパンデミックになることがなぜ先に市場に織込めなかったのか、そして今は新型コロナウイルス問題はやがて収束し、来年の今頃になればもはや過去の出来事になっているということをなぜ市場は織込めないのか、不思議に思います。

今週に入り企業のリモートワークのピークも過ぎたのか、電車が先週よりも混み始めたというか元に戻った感覚です。

また、マスクをしている人の数もピークから感覚でマイナス12%くらいになり、日本はもう新型コロナ騒ぎのピークを過ぎたのかとも思えます。

ショッピングモールに行ったら予想以上に人はいましたし、家の中から徐々に人が外に出だしているのでしょうか。

大阪はお花見の自粛も解禁されたみたいで、大変結構なことだと思います。

1億総自粛社会脱却の先駆けになって欲しいです。

人間の2大不幸は、退屈に耐えられないことと、人と比べてしまうことです。

人間はDNA的に退屈に耐えられません。飽きるんです。家の中にずっと篭ることはできません。

したがって、どこかの段階で自粛することに飽きて必ず外に出だします。

新型コロナウイルス関連のニュースにもそろそろ飽きてきて反応しなくなる人も出てくると予想します。

実際毎日のようにダウや日経平均が5%以上上昇したり下落したりを繰り返していると、激しい値動きに慣れてきて動じなくなるのと同じです。3%の値動きとか物足りなくなってきてしまいます。

影響があるところはあるのでしょうが、自分の本業がコロナウイルスの影響で仕事が減るということがないので、自分の業界のビジネスが毀損されているという感想を抱くことがありません。

今や欧米のほうが新型コロナウイルスの影響を受けていますが、普通に欧米企業との契約案件も来ており、通常よりもむしろ忙しいくらいに仕事は動いています。

自分の日常生活と仕事に影響がないので、どうもCOVID-19が現実味や恐怖をもって感じられません。

株のほうは、マイクロソフトとビザとマスターカードを端数株ナンピン追加投資して無駄な抵抗をしております。

持ち株の損失額は拡大しておりますが、いずれの企業もコロナショックで倒産するなんてことはせずに、たとえ一時的に業績を落としても将来にわたって永続して繁栄していく企業群だと思っているため、売る気にもなりません。

日本株もアメリカ株も買いたい株がありすぎて、生活防衛費や子供用の口座の貯金を使って株を買いたくてたまらず、自分の投資欲を抑えるのが大変です。

こんな調子では早くに弾切れを起こして、長期化する下落相場で打つ手がなくなりそうです。

畑で兵士が取れるような入金量があれば良いのですが。